こんにちは、はつねです。
先日、通算何度目になるかわからない直島・男木島への旅行に行ってきました。
コロナとか梅雨とかで時期的に怪しい感じではあったけど、外出制限が緩和されたり梅雨時期とは思えないほどの快晴続きで、神様が味方についてくれたかのような素晴らしいタイミングでした。
今回はかなり長く書きました。
暇でも暇じゃなくても是非読んでいってください。
あとサムネの都合上旅のメイン写真先に貼っときまーす。
出発〜フェリーで高松へ〜
旅のスタートは6月21日、その日は朝10時から夜10時までのアルバイトがありました。
夜10時からの閉店作業を2分で済ませて爆速で退勤&帰宅(社員さんは残業してたけど放置して帰った)。前日のうちに準備していたバカデカいザックを背負い、いざ出発。
親には友達の家行くって言ったらめちゃくちゃ怪訝な顔をされました。
最寄駅までバイクで爆走、電車でJR三ノ宮駅まで爆乗り、そこから神戸三宮フェリーターミナルまで再び爆走、フェリー出発の20分前になんとか到着しました。
直島に行く日は毎回直前までバイトしてる気がします、マジでしんどいのでそろそろゆっくり出発できるようにしたいですね。
フェリーターミナルで今回の旅の相方であるペドフィリア山本(ペドっち)と合流。
無事フェリーに乗り込み、3階にある雑魚寝スペースで就寝スペースを確保、フェリーが出港してから酒を飲みながら就活についていろいろ語り合ってました。
1時間ぐらいで話を切り上げ高松に着くまでの3時間ほど仮眠をとることに。酒と睡眠で嫌なことはとりあえず洗い流し、楽しい夏休みの始まりです。
高松到着〜2人の浮浪者〜
6月22日朝5時、目を覚ますとそこは高松でした。
眠すぎてガチで5重くらいになった瞼をこすりながら体を起こします。
フェリーを降り、無料のシャトルバスで高松駅へ。
来るたびいつも思うけどこんな朝早くから駅前に放り出されてみんなどこに行ってるんだろうか……。
とりあえずお腹が減ったので高松駅前の朝5時から営業しているうどん屋さんへ。かけうどん小(210円)、天ぷら100円。安くてうまくて胃に優しい、高松に来てからすっかりうどんが大好きになりました。
朝6時、うどんを食べてから向かったのは駅から徒歩30分ほどの公園。
朝10時のゲーセン開凸のためにそこで3時間ほど時間を潰すことにしました。
思った以上に広い公園ではお年寄りがラジオ体操をしていたり、青年たちがテニスをしていたりとなかなか活気があり、陰気臭いオタクが入るには少し勇気のいる雰囲気でした。
公園には人慣れしたハトが何匹もおり、小石を近くに投げると餌と勘違いして走り寄ってくる様子がアホすぎて大笑いしてました。
ずっとからかってるのも申し訳なくなったので、近くのコンビニでランチパックを購入し、パンくずを適当に撒いてあげてました。
あんまり餌をやりすぎると近隣へ糞の被害が出るそうなのでほどほどで切り上げ、公園の遊具で遊ぶことに。
朝8時9時になってくると、公園に隣接する小学校の生徒たちが登校する光景が見られるようになりました。ペドっちが登校中の小学生たちを食い入るような目で見つめていて怖かったです。
なんやかんやで10時前になり、ゲーセンへ向かうことに。平日朝の公園に3時間も居座っていたの、はたから見ると浮浪者にしか見えないですね。
音ゲーは調子悪かったです。飽きて高松駅へ。
お昼はチキン南蛮を食べました、美味しかったです。
フェリーの出港時刻がいい感じに近づき、港に向かいます。いざ直島へ__________。
↑高松港を出港するときの写真、今回の旅の写真の中でも結構お気に入りです。
直島上陸〜のんびり島旅〜
午後1時30分、直島到着。
今回は島を電動バイクで周ってみようと、降りてすぐレンタサイクルのお店に向かったのですが、軒並み閉店していました……。
調べてみると月曜は美術館等の休館日らしく、観光客が少なくなるのでどこも閉めているそうです。
何度も来ているはずなのに初めて知りましたね……。
仕方なく徒歩で移動することに。徒歩でト
時間的にまだ開けているだろうと、港からすぐのお菓子店「イワタコンフェクト」へ。
閉まってました。
地元の生協へ夜の宴に向けた買い出しへ行くことに。
晩ごはん・お酒・お菓子の調達を終え、本日の宿である民宿石井商店(ゲーム内:加藤邸)へ向かいます。
梅雨時期とは思えないほどめちゃくちゃに快晴で、あまりの暑さに汗が止まりませんでしたが、最高に""夏""って感じがして最高でした。やっぱり夏は最高ですね。
午後2時半頃、石井商店到着。
午後4時頃に行くと言っておきながら、その事をすっかり忘れていたため、民宿のおばあちゃんが不在。素直に発動です。
宿には鍵がないので先に荷物だけ中に置かせてもらい、島を探索することにしました。
石井商店から徒歩でいつものあの場所へ。
直島に来ると毎回この場所は外せません。
サマポケの聖地ということもあるだろうけど、それとは別にここの景色には何かとても心を惹かれるものがあります。
民宿石井商店〜はんなりタイム〜
午後4時頃までこの周辺ではんなりしてから宿に戻るとおばあちゃんがテレビを見ながら待ってくれていました。
常連ぶって挨拶をした時に「お前誰?」みたいな反応をされるのが怖くて、「初めてきましたよ〜」という体で挨拶をしたら、自分のことをちゃんと覚えていてくれたらしく感動しました。
少し話をしてから部屋に戻り、有志の方々によってすっかりオタク色に染め上げられてしまった空間でしばらくはんなりしていました。
オタクが置いていったグッズを漁っていると公式グッズの他に、サマポケ聖地巡礼本という、同人制作したらしい興味深い本がありました。
内容は作品の舞台となった島々についての説明や、作品の背景となっている場所の案内が主なものでしたが、最後に作品のメイン舞台となった石井商店さんへのインタビュー記事があり、とても面白かったです。
らしいです。
やはりというか僕たちは"'そういう雰囲気'"が隠しきれずに外に滲み出ているらしいです。
これからはそういう雰囲気が滲み出ないよう、気をつけようと思いました。
↑参考画像:雰囲気が滲み出している人たち
民宿石井商店〜宴〜
酒酒メシ酒星酒風呂就寝。
直島出発〜また来ます。〜
この世で一番素敵な朝、それは加藤邸で目覚める朝と言われています。
起きてから自分が加藤邸で寝ていたことを認識した瞬間、嬉しすぎて思わず涙がこぼれました(あくびしただけ)。
ちなみに夜はなぜかバイト先で社員さんにめちゃくちゃ怒鳴り散らす夢を見ました。
ゴミの片付けや荷物の整理などをして、いつのまにか来ていたおばあちゃんに挨拶をし、加藤邸&おばあちゃんと涙のお別れです。
フェリーに乗る前、少し時間があったので昨日のリベンジと言わんばかりに再びイワタコンフェクトへ。
「島民は早起きだから開店も早い」理論が見事に当たり、念願のクッキーを購入することができました。
↑おまけのイナリクッキー、ボールペンもついて豪華に。
フェリー乗り場に着くとすぐに高松行きのフェリーが港にやってきました。
直島は何回来ても良いところですね、また近いうちに必ず来ます。
再び高松到着〜男木島へ〜
午前10時、再び高松へ戻ってきました。
男木島・女木島ではしゃぐためにキャンプ用の小物や食料の調達、また釣り竿を自作するための道具を色々購入しました。
昼飯はつけ麺、美味しかったです。
昼過ぎのフェリー出発時刻になんとか間に合い、いざ男木島へ_______。
男木島到着〜神イベント発生〜
午後1時前、男木島到着。
港前の案内所で荷物を預けてから行動しようと思っていましたが、コロナの影響か案内所は営業していませんでした。
とりあえず最初の目的地として、サマポケRBの聖地となっているらしい豊玉姫神社へ向かうことに。
斜面上に建てられた民家の間を通る、迷路のように入り組んだ通路を上を目指して進んでいくと神社があるのですが、その道中、無料休憩所の案内看板に目を引かれてなんとなく入ってみることに。
この選択が大正解でした。
休憩所に入ってみると、
そこには""最高""がありました。
猫もいました。萌え〜
奥に行くと管理人さんが迎えてくれて、休憩所内の和室へ。そこでくつろいでいる間色々な話をしてくれました。
管理人さんはもともと関西在住だったらしく、ある時友人と一緒に訪れたこの島の雰囲気にとても惹かれ、それからは平日は大阪で仕事、週末は男木島で過ごすという生活を続けていたそう。
それから数年、仕事を早期退職して念願の男木島への移住が決まり、今では男木島にある休憩所2か所の管理人をされているそうです。
その日は男木島Tシャツを着て行動していたため、それを見て自分たちが男木島のリピーターと気付いたようで、めちゃくちゃ嬉しそうにしていました。なんだか自分たちまで嬉しくなってしまいました。
話をしているとその日の宿について聞かれ、男木島でキャンプしたかったけど時期的にダメらしい、といった事を伝えるとまさかの申し出が。
「よかったらこの休憩所を宿として使ってもらっていいですよ」
神。
もともと男木島キャンプは諦めて女木島まで行ってキャンプをするつもりだったのですが、この申し出によりキャンプは中止することに。持ってきたテント邪魔すぎて放り捨てた。
その後は休憩所のあまりの居心地の良さに1、2時間ぐらい海の景色を見たり、猫と触れ合ったりしながら最高にゆったりとした時間を過ごしていました。
そうしていると途中、休憩所にギャル2人組が来訪。びっくりしちゃって思わず逃げ出しました。荷物を置かせてもらい男木島散策へ。
休憩所を出てからまずは豊玉姫神社へ。思ったより近く、徒歩30秒ぐらいで到着。
めちゃくちゃ仲のいい猫3匹がお出迎えしてくれました。
も、も、も、萌ゑ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
猫に夢中になりすぎて神社からの景色を撮り忘れましたが、高台にある神社ということで眺めは素晴らしかったです。
猫との触れ合いもそこそこに、次は男木島灯台へ向かいます。
↑灯台への道、晴れてる日だと冒険感があって歩いてるだけでワクワクする
灯台に着きました。資料館などが灯台のすぐそばに併設されているのですが、おそらくコロナの影響か閉まっていました。
灯台へは釣りを目的にやって来たのですが、釣り竿がないので100均で買ってきた糸とか、灯台裏手の砂浜で拾った棒などを使って釣り竿を自作しました。
餌を取り付け、いざフィッシング。
失敗しました。
よく考えたら砂浜からだと魚といるエリアまで距離あるし自作釣り竿だと遠投できないしで成功する要素がありませんでした。
でも雰囲気はちょっとだけ楽しめた気がするのでOKです。撤退して休憩所に戻ります。
午後5時、管理人さんも自宅へ戻られ、休憩所は完全なパーソナルエリアに。
和室につながるテラスから海を眺めながら、おだやかな時間を過ごします。
午後7時、最高のロケーションからの夕陽を眺めながら、お借りしたバーベキュー台で宴の準備に取り掛かります。
宿のあまりの開放感にバケモノが誕生しました。こうなってしまうのも仕方ない。
火がいい具合に落ち着いたところで、旅行最後の解欲が幕を開けました。
焼いたり食ったり酒飲んだりに夢中で、あろうことか料理の写真がアルバムに1枚もありませんでした。
ただとりあえず、最高でした。
星もとてもよく綺麗に見えました。
酒で怪しくなってましたがなんとか片付けを済ませ、猫と触れ合いながら就寝__________。
旅の終わり〜最高の思い出〜
朝4時、起床。
玄関の戸を全開にしていて寝ていたので虫刺されがすごかったです。
前日、管理人さんに朝日が綺麗だということをお聞きしていたので、せっかくなので朝日を見に行こうと港の方まで散歩することに。
綺麗だねぇ……
宿に戻り、朝のフェリーの時間まで仮眠をとることに。
起床後、出発の準備を整えます。
最後に管理人さんに挨拶をして、「またおいで」との温かい言葉をいただき休憩所を後にします。マジで帰りたくなかった……。
朝9時、高松行きのフェリー出発。
最高の思い出を胸に、男木島を去ります。
帰りのフェリーでは、googleマップに思わずレビューを書いてしまいました。 ちなみに立ち寄った休憩所の名前は「夕陽と猫の家」です。良い名前ですね……。
午前10時、高松港到着。
遅めの朝ごはんにうどんを食べ、バスターミナルへ。
午前11時半、高松から大阪へのバスが出発。旅の終わりです。帰って夕方からバイトがありました。次からはもっとゆったりした日程を組もうと思います。
〜あとがき〜
直島・男木島には何度も来ているはずなのに、来るたびに新しい発見があったり、素晴らしい体験ができたり、魅力にあふれた本当に素敵なところだと思います。
ブログを書いていたらまた行きたくなってきました。次は8月頃に行けるといいなぁ。
ここまで読んでくださってありがとうございました、それではまた〜。
終わり
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